2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

豪雨対策

今年6月から「ラ・ニーニャ』が異常な発達を見せ、インドネシア周辺に大量の雨を降らせているらしい。 その影響で、本来はとっくに乾季に入っているはずのバリは、いまだに雨季と変わらない、時には雨季を上まわる豪雨に見舞われる日がある。 この天候がほ…

お宅はだいじょうぶ?

このあいだから気になっているのは、インドネシア各地でプロパンガスの爆発事故が多発していることだ。 今年に入ってから事故件数80、死者16名、負傷者74名──この数字は、LPGを利用している国々の事故発生数にくらべて多いのか少ないのかもよくわからない。 …

アートな空間 4 途半ば

24日から始めていた天井への紙貼り作業を、今日ようやく終えた。 いちばん厄介な仕事が終わりホッとすると同時に、明日から3日間現場を離れるので少しだけ気がぬけてもいる。 1平米の紙を貼るのに最低3人は必要だ。4人で交替しながら作業をすすめるつも…

アートな空間 3 渋滞解決法

まだ7月24日──。 この日の朝は「タコ渋滞」にまきこまれたが、バリにはほかにもいろんなタイプの渋滞がある。 もっとも典型的なのは「ウパチャラ渋滞」だ。儀礼の行列が片側車線を「占拠」してユルユルと足を運んでいく。車やバイクはひとびとの行列に行く…

アートな空間 2 渋滞 

7月24日──。 ようやく現場の壁塗装のやり直しが終わったというので、今朝は8時に3人のスタッフとともに工房を出発、スミニャックに向かった。 車をチャーターしているドライバーが、渋滞を避けスムースに現場に向かえる道を選んで走ったのだが、スミニャ…

「その死に人と犬との差があろうか」 閉じていく思い出のそのなかに 7 

『ハラスのいた日々』(中野孝次著)が出版されたのは1987年、昭和も終わりに近い年だった。 中野孝次(1925−2004)は作家でドイツ文学者、タイトルだけでも覚えているひとは多いのではないかと思うが、バブルがはじけた頃の成金的日本社会と日本人に、かつ…

アートな空間 1 はじめの一歩

4月からつくりつづけていた紙の「本番」がいよいよ今週から始まる。 スミニャックの某レストランの敷地内のアーケードにあるショップの内装である。 このショップの内装が完成すれば──イメージどおりに完成したら、という意味だが、このショップは間違いな…

自殺未遂...? 閉じていく思い出のそのなかに 6 

首を絞める あのとき、苦しむチェリーを目の前にして、みずからの手で最愛の犬の首を絞めるという、いまにして思えば無謀な行為に及んだのは、『アフリカの日々』の著者イサク・ディネセンが、彼女の経営していた農場が破綻をきたしいよいよ本国デンマークに…

しばしお休み、のお知らせ

「ああ、やらなきゃ」と思いながら手つかずのまま放ったらかしにしていることが身の周りにゴロゴロころがっている。 最近は「メールの返事を書く」というのが新たな“プレッシャー”になっているのだが、じつはブログもそう。 ブログを書くことがではなく、中…