つぶやく 2 ──19日 / 20日のツイッター投稿から

11月19日


今朝のBali Post/*密輸用に捕獲されていた87匹の緑ウミガメが保護され、昨日クタ海岸で放たれた。1匹4-5万円で取引。*国立サンラ病院はグレードアップのため見舞客が廊下に居座る状態や時間外訪問の禁止、ノラ猫の駆逐を行った。──グレードアップってそういうこと?


10月に日本で撮った写真を整理したあと、バリで撮った写真と見比べていてはっきりと気づいたのは空気の違い。バリは、空であれ建物であれ植物であれ、あらゆるものに湿潤さがしみ込んでいる。だからリニアで硬質な被写体でも滲んだような淡い印象になる。



10月、大阪の夕暮れ



11月18日、夕暮れの空に昇る月


今夜は十三夜の月が中天にかかっている。この情景を、あの「ツキテンシン...」の句のように、きりりとしたことばで表すのがふさわしくないのは、やはり空気の湿潤さの違いだろうか。インドネシア語のbulan/ブゥラン(月)の音が、この潤いのある空気の中に浮かぶ月の姿にはあっている。


11月20日


今朝のBali Post/*犬に噛まれるケースがバリでは2010年48,243件で、他の地域の16,000件に比べダントツに多い。これは、犬の保有数の違いからと見なされる、と厚生局長。*畜産局の調査では、バリ全体で3,500頭の野犬がおり、そのうち400頭が狂犬病陽性と推測。


インドネシアの竹管楽器アンクルンが世界文化遺産に。Angklung Resmi Milik Indonesia metrotvnews.com/read/newsvideo…


ため息がでる──バリからの写真も1(2?)点ある。 National Geographic's Photography Contest 2010 - http://b.globe.com/cfHlhL


小栗康平監督のブログ「第三回 邑の映画会」。とりあげられた作品は「有りがたうさん」(清水宏監督 / 1936年)。映画監督による映画評。じつにいい。 http://www.oguri.info/